ポリオキソメタレート材料を基盤とする水分解用新規電子伝達体の開発

• 研究課題/領域番号: 23K23449
• 補助金の研究課題番号: 22H02181 (2022-2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2022-2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分36020:エネルギー関連化学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 冨田 修 京都大学, 工学研究科, 助教 (40801303)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2025-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円); 2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2023年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2022年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
• キーワード: ポリオキソメタレート / 光触媒 / 水素 / 光エネルギー / 電子伝達体 / Z-スキーム水分解 / 人工光合成 / 水分解 / 水素生成

研究開始時の研究の概要

スキーム水分解とよばれる反応システムにおいて重要な役割を担う，電子伝達体を新規に開発し，太陽光エネルギー変換効率の向上を目指す．本申請課題では，ポリオキソメタレートと呼ばれるアニオン性酸化物クラスターに着目する．本材料は，骨格を構成する元素の組み合わせが多く，多くの類似化合物を合成できることが有利な点の1つであり，新規レドックス対材料の拡張のみならず，本水分解系に適したレドックス対の性質を明らかにすることにより，電子伝達体の設計指針を立て，太陽光エネルギー変換効率向上を達成する．