研究課題
基盤研究(B)
嫌気性超好熱性アーキアThermococcus kodakarensisは硫黄非依存増殖の際に酢酸生成経路により水素を発生するが、発酵水素生産ではグルコース1 molあたり水素4 molの発生が最大とされている。近年の検討で、T. kodakarensisに外来C6トリカルボン酸変換酵素群を導入することで嫌気的TCAサイクルが機能しうることが示された。本研究では嫌気的TCA回路導入T. kodakarensis株にさらに改変を加え、高収率でバイオマス原料から水素を発生可能な超好熱菌株の確立を目指す。