研究開始時の研究の概要 |
本研究では, 時計コアサーキットに含まれるPRR5, TOC1, PRR7を始めとした時計タンパク質の分解・細胞内局在・翻訳後修飾・タンパク質間相 互作用などのダイナミクスを丁寧に記述するとともに, そのダイナミクスを決めるしくみを解明する. その理解を基盤として, 長らく未解明の 課題として残されていた「外環境に応答しつつも安定的な周期を生み出すしくみ(位相の応答性, 周期の温度補償性)」の解明を目指す. 本年度はPRR5とTOC1のリン酸化を担う酵素の解析を行う. 酵素活性や酵素の発現量などが環境によって変化するかを解析する.
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