研究課題
基盤研究(B)
食生活に起因する様々な生活習慣病で脂質代謝異常が認められ、脂質代謝を標的とした予防や治療の重要性が増している。細胞内小器官間で形成される膜接触部位が脂質輸送に重要な役割を果たすことが示唆されているが、膜接触部位を介した脂質輸送機序は不明な点が多い。本研究では、膜接触部位で機能する脂質輸送タンパク質が脂質代謝制御に果たす役割を明らかにするとともに、生活習慣病で認められる脂質代謝異常における膜接触部位の機能について解析する。