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平城宮跡・藤原宮跡・飛鳥宮跡における風景の再現・創造・継承に関する計画論的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23K23640
補助金の研究課題番号 22H02375 (2022-2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2022-2023)
応募区分一般
審査区分 小区分39070:ランドスケープ科学関連
研究機関独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所

研究代表者

本中 眞  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, その他部局等, 所長 (30113434)

研究分担者 惠谷 浩子  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 室長 (00470287)
高橋 知奈津  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 室長 (00516601)
林 正憲  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 室長 (10360851)
内田 和伸  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 研究員 (30249974)
小野 健吉  大阪観光大学, 観光学部, 教授 (40194584)
岩戸 晶子  奈良大学, 文学部, 教授 (50359444)
竹内 祥一朗  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, 研究員 (50976165)
吉川 聡  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 部長 (60321626)
前川 歩  畿央大学, 健康科学部, 准教授 (60711984)
西田 紀子  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 上席研究員 (80359447)
石橋 茂登  独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 飛鳥資料館, 室長 (90311216)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2024年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2022年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
キーワード造園学 / 遺跡 / 風景
研究開始時の研究の概要

本研究は、7~8世紀の日本の代表的な都城遺跡である平城宮跡・藤原宮跡・飛鳥宮跡の3遺跡とその周辺地域を対象に、「遺跡の風景」の価値評価の指標と将来への望ましい伝達方法を導き出そうとするものである。従来、「遺跡の風景」は可変的であるがゆえに価値評価の指標を明示しにくいと捉えられがちであった。そこで本研究では、3遺跡とその周辺地域における「遺跡の風景」の再現・創造・継承のプロセスを追跡し、計画論的視点を踏まえて分析を行う。同時に、他の大規模遺跡との比較により風景の価値評価の指標化をおこない、他の遺跡への応用の道を追求する。

研究実績の概要

本研究は、平城宮跡・藤原宮跡・飛鳥宮跡の3遺跡とその周辺地域を対象とした「遺跡の風景」の再現・創造・継承のプロセスの追跡、および計画論的視点による分析や、国内の他の遺跡との比較を通じて、可変的で振幅のある「遺跡の風景」に価値を問うとすれば、どのような指標の下に問うべきなのか、「遺跡の風景」を将来に望ましい形で伝達するためには何が必要なのかについて、ひとつの解を導き出すことを目的としている。令和5年度分としては下記、a.について研究代表者および一部分担者が、b.からe.については各分担者において取り組みを進めた。
a. 風景写真のデータベース化:平城宮跡・藤原宮跡・飛鳥宮跡とその周辺地域を対象に、奈良文化財研究所所蔵の写真のデジタル化を進めた。また、近代以降の風景写真のほか、1970 年代に撮影した垂直航空写真、近世~近代の地積図等の収集をおこなった。/b.「遺跡の風景」の“3 類型”の分布の変容に関する追跡:3遺跡とその周辺地域におけるそれらの分布状況と変容の追跡を進めた。/c. 変容の要因の把握:a、b を踏まえ、変容を生んだ正・負の社会的要因、「遺跡の風景」への地域住民・国民の理解増進の要因について、また、古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法、『明日香まるごと博物館構想』、景観法の景観計画等による各施策が、「遺跡の風景」に及ぼした効果について把握を進めた。/d.“4つの設問”に基づく分析:①マスタープラン(構想・基本計画)の策定/ヴィジョンの提示、②遺跡の保存措置が及ぼした影響、③遺跡の活用施策が及ぼした影響、④運営体制の進化の観点から、「遺跡の風景」の再現・創造・継承のプロセスの分析を進めた。/e.国内外の他の大規模遺跡との比較:大規模遺跡(多賀城跡・大宰府跡)を対象として、現地調査を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究期間において開催を予定している研究会に向けて、各分担者において取り組みを進めることができた。

今後の研究の推進方策

予定通り、各分担者において取り組みを進め、研究会実施をおこなう。

報告書

(2件)
  • 2023 実績報告書
  • 2022 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 整備された古墳が創り上げられた風景 -五色塚古墳と宝塚古墳を事例として-2024

    • 著者名/発表者名
      小野健吉
    • 雑誌名

      遺跡学研究

      巻: 20 ページ: 73-80

    • DOI

      10.24484/sitereports.139037-122397

    • URL

      http://sitereports.nabunken.go.jp/article/122397

    • 年月日
      2024-03-08
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり

URL: 

公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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