研究課題
基盤研究(B)
海洋生物からは様々な生物活性を示す有用物質(海洋天然物)が発見されており、医薬品として臨床開発されるようになっている。しかしながら、海洋生物から得られる化合物量は少なく、試料供給がさらなる応用開発における大きな障壁になっている。この問題を解決するため、本研究では次世代の抗がん剤として期待されているカイメン由来の有用物質の生産微生物および生産機構を明らかにする。さらに、生産微生物を可培養化する、あるいは生合成遺伝子群を異種発現することにより、有用物質生産技術を確立する。