研究課題/領域番号 |
23K23933
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45020:進化生物学関連
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
谷口 俊介 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (00505331)
|
研究分担者 |
露崎 弘毅 千葉大学, 大学院医学研究院, 特任講師 (70769520)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2025年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2024年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
|
キーワード | 消化管 / Evo-devo |
研究開始時の研究の概要 |
ヒトを含め左右相称動物は口から肛門まで貫通した一本の消化管を持つ。貫通した消化管で効率の良い消化・吸収を実現するためには、胃と腸の間の幽門や腸の出口の肛門などの門が適切に開閉されることが必須である。我々は、幽門が開くと必ず肛門が閉じている現象を最近発見した 。一方、肛門が開いている個体では、幽門は必ず閉じていることも明らかになった。つまり、対象とするウニ幼生は幽門・肛門の一方のみを選択的に開口し、食物を素通りさせない仕組みを持つことが強く示唆された。申請者はその現象に着目し、左右相称動物が貫通した消化管を獲得した際に、門の開閉などの消化管機能を統一的に神経支配する仕組みも登場したと考えている。
|