研究課題/領域番号 |
23K23976
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分46010:神経科学一般関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
松井 広 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (20435530)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | グリア細胞 / 小脳依存性運動学習 / オプトジェネティクス / シナプス可塑性 / ファイバーフォトメトリー |
研究開始時の研究の概要 |
小脳依存性運動学習においては、オンライン学習が強力に抑制され、トレーニング中の学習が全く成立しない場合でも、トレーニング後のオフライン学習は成立すること、および、オンライン学習を亢進する条件下では、逆に、オフライン学習が抑制される。本研究では、(1)グリア細胞からのグルタミン酸放出と、(2)グリア細胞による神経細胞片の貪食過程が、それぞれの学習に関わることが示された。また、脳梗塞後には、機能回復を図るために超可塑性が発揮される。この時、ふたつの学習過程は異なった時空間特性で亢進されることも示唆された。これらの発見に基づき、本研究では、学習を効果的に促進させる方法を開発することに取り組んだ。
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