研究課題
基盤研究(B)
大脳皮質興奮性ニューロンのシナプス前部 (presynaptic bouton)はミトコンドリアを持つものと、持たないものがおおよそ半分ずつ存在する。本研究ではミトコンドリアの有無がシナプス前部の多様性や可塑性の制御に果たす役割とそのメカニズムについて明らかにする。本研究はこれまで脳全体のスケールで行われてきた代謝研究を単一シナプスのレベルの解析まで落とし込む、非常に新規性が高く重要な研究である。