研究課題
基盤研究(B)
日本国民の3分の1が何らかのアレルギー疾患に罹患していると言われているが、効果的な根治療法はなく対症療法による治療が中心となっ ている。多くのアレルギー疾患ではIgEクラスの抗体が病態に関与することから、アレルゲンに特異的なB細胞のIgEへのクラススイッチを制御 するメカニズムの解明が革新的な治療法の開発にとって極めて重要と考えられる。本研究課題では、IgEクラスの抗体が関与するアレルギー反 応において、抑制性免疫補助受容体PD-1の関与を詳細に解析する。