研究課題/領域番号 |
23K24159
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山本 恵介 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10608532)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2024年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
|
キーワード | 膵癌 / アミノ酸代謝 / セリン生合成経路 / 合成致死 |
研究開始時の研究の概要 |
膵癌は予後の悪い難治癌であり、治療法も限られていることから、新しい治療標的を見つけることが重要です。申請者は、膵癌の約4割の症例で、非必須アミノ酸の一種であるセリンの生合成経路が欠損していることを発見・報告しました(Banh & Yamamoto, Cell 2020)。本研究では、こうした膵癌細胞が、自身が合成できないセリンをどのようにして、どこから獲得しているかを明らかにし、これを標的とした治療の開発を目指します。こうした治療は、セリンを合成できる正常の細胞にとっては毒性を示さないため、癌細胞に特異的で、安全性の高い治療法になることが期待されます。
|