研究課題/領域番号 |
23K24166
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50010:腫瘍生物学関連
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
原田 浩徳 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (10314775)
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研究分担者 |
原田 結花 地方独立行政法人東京都立病院機構東京都立駒込病院(臨床研究室), 臨床試験科, 部長 (50379848)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 骨髄異形成症候群 / ミトコンドリア動態異常 / 炎症性シグナル経路 / 骨髄不全 / BMTモデル |
研究開始時の研究の概要 |
骨髄異形成症候群(MDS)は造血幹細胞の異常に起因する難治性の血液がんである。その発症に関わる遺伝子変異は多数同定されたが、クロ ーン優位性の獲得と細胞死が共存する複雑な病態の発症機序は未だ解明されていない。申請者らはMDS患者の造血幹細胞・前駆細胞で過剰なミ トコンドリアの断片化が生じていることを発見し、これが炎症性シグナル経路の活性化をきたし、MDS病態の根幹となっていることを明らかに した。本研究では、ミトコンドリア断片化が炎症性シグナル経路活性化を誘導する分子基盤を明らかにし、前臨床試験を実施する。これにより MDS共通の病態が解明され、MDSに対する新規治療戦略の礎となることが期待される。
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