研究課題/領域番号 |
23K24207
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分51020:認知脳科学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
宮坂 知宏 日本大学, 薬学部, 教授 (90342857)
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研究分担者 |
小林 耕太 同志社大学, 生命医科学部, 教授 (40512736)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
2025年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | タウ / MAP2 / 微小管結合タンパク質 / 育児 / オキシトシン |
研究開始時の研究の概要 |
神経細胞内には微小管とよばれる細胞骨格があり、その維持や調節は神経の機能にとって重要である。TauおよびMAP2は微小管に結合し安定化させるタンパク質であり、その構造は進化の過程で高く保存されてきた。昔からよく知られているタンパク質であるが、これらが個体の機能に対してどのようなはたらきがあるのか、不明であった。マウスを用いた解析から、tauやMAP2または両方の遺伝子の欠損により聴覚や育児といった個体間のコミュニケーションに関わる機能に障がいが起こることが分かった。さらにその詳細な分子機構の解明を進めている。難聴や育児放棄などの一部はtauやMAP2の機能異常が原因である可能性がある。
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