研究課題/領域番号 |
23K24232
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補助金の研究課題番号 |
22H02971 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山梨 啓友 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 准教授 (60709864)
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研究分担者 |
前田 隆浩 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (40284674)
赤羽目 翔悟 長崎大学, 病院(医学系), 助教 (50894599)
本多 由起子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 客員研究員 (90782219)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2026年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2023年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 多疾患併存 / サルコペニア |
研究開始時の研究の概要 |
多疾患併存は、高血圧症、脂質異常症、気管支喘息といった慢性疾患を二つ以上有する状態を指す.70歳代でおよそ75%と高頻度であり、近年、高齢者の自立を妨げ、医療機関利用頻度を上げ、死亡と関連することが示されている.超高齢化が進む医療や介護などの社会保障戦略において、多疾患併存により引き起こされる加齢性身体機能低下は、疾患パターンによってどのように関連するかを明らかにする.
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研究実績の概要 |
高齢期の身体機能低下は、医療や介護などの社会保障に甚大な影響を及ぼす問題であり、超高齢化時代を迎える我が国において最重要課題である.慢性疾患を二つ以上有する場合(多疾患併存と呼ぶ)、高頻度の医療機関利用につながるだけでなく、加齢性身体機能低下に関連している可能性が指摘されている.一方、我々はこれまでのコホート研究において無症候性HTLV-1感染がサルコペニアなどの加齢性機能低下と関連していることを発見し、多疾患併存解析には非感染症の慢性疾患だけを対象とするのではなく、「持続性感染症」を含める必要があることを示した.しかし、本邦では地域における詳細な有病率情報に基づく多疾患併存の実態を明らかにした疫学調査はない. 我々は日本の離島地域(長崎県五島市)で全住民を対象とする疫学研究拠点を有しており、五島市調剤情報共有システムを通じて得られる調剤情報と前向きコホート研究データとを連結させることが可能である.この連結によって、精度の高い調剤情報を用いた多疾患併存の精確性の高い定義を行うことが初めて可能となり、さらには処方薬剤情報に基づいたサブ解析も可能となる.令和4年度はコホート研究データと調剤情報の結合を実施した.令和5年度は、五島市高齢者における多疾患併存の疫学的特徴を明らかにするために複数の多疾患併存パターン分析手法を用いて、多疾患併存パターン分析を行った.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
多疾患併存のパターン分析が予定通りに進行したため.
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今後の研究の推進方策 |
コホートデータを用いて関連解析を行う.
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