研究課題/領域番号 |
23K24328
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補助金の研究課題番号 |
22H03067 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
朝野 仁裕 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任准教授(常勤) (60527670)
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研究分担者 |
四宮 春輝 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 助教 (10908213)
藏本 勇希 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任助教(常勤) (50843794)
宮下 洋平 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任講師(常勤) (60816312)
高島 成二 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (90379272)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2024年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2023年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2022年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 心筋症 / 全ゲノム解析 / 病原性バリアント / リスク因子 / 病態機序 |
研究開始時の研究の概要 |
継続課題のため、記入しない。
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研究実績の概要 |
心筋症の原因遺伝子バリアントを同定するため下記の通り探索を行った。 1.該当する候補遺伝子の抽出(データベース更新後、追加2回、通算4回) 2.候補遺伝子内のレアバリアントの検出と病原性と重篤度に対する評価 3.検出したレアバリアントの心筋症発症に至る病原性と重篤度の各検証と解析 全エクソーム・全ゲノム解析による家系・集団解析 Effect Sizeが大きなバリアントを中心に病原性を有する候補バリアントを抽出した。バリアントポジション固有の病原性スコア・頻度情報を元に、コントロールに比し心筋症群で有意差を持つEffect Sizeの大きなバリアントを絞り込んだ。候補遺伝子リストのパネルを作成し、当該遺伝子上に検出される病原性候補バリアントをリスト化した。さらに、バリアントの病原性予測基準を利用し、集団内での検出頻度が有意であり、家系内共分離が確認でき、生物学的意義の証明がなされているものを優先して抽出した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新型コロナウイルスの感染症拡大による影響に伴い、心筋症の患者の同意取得、検体採取症例回収がやや遅れたが、その後の解析により新規原因遺伝子を含む複数の心筋症原因候補バリアントのリスト化に成功しており、研究全体としては順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
今後疾患集団に重症度情報を加えたデータベースと突合し、病原性有無を判断する情報解析キュレーションを行い、病原性・重篤度があると示唆される遺伝子バリアントを同定する。最終的に同定した遺伝子バリアントの分子生物学的機能解析を実施し、疾患を引き起こす分子病態機序を明らかにする。
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