タンパク質切断による新しい幹細胞機能制御の解明

• 研究課題/領域番号: 23K24363
• 補助金の研究課題番号: 22H03103 (2022-2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2022-2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 服部 鮎奈 京都大学, 医生物学研究所, 准教授 (60820420)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円); 2025年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2023年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
• キーワード: がん幹細胞 / RNA結合因子

研究開始時の研究の概要

本研究では「翻訳後制御による特定タンパク質の機能制御が、がん幹細胞の細胞運命を決定する」という仮説を検証する。幹細胞は、自己複製能と多分化能を保つ特殊な細胞で、常に新しい前駆・成熟細胞を供給する。一方で、この分子機構がハイジャックされることでがん組織の発生・維持が可能になることが示されてきた。がんにおける幹細胞の振る舞いについて翻訳後制御の観点から制御メカニズムを明らかにする。