研究課題/領域番号 |
23K24372
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補助金の研究課題番号 |
22H03113 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54020:膠原病およびアレルギー内科学関連
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
岸田 綱郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00370205)
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研究分担者 |
山本 健太 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00636160)
藤岡 数記 京都府立医科大学, 医学部附属病院, 専攻医 (30762174)
小谷 晋一郎 京都府立医科大学, 医学部, 研究員 (30783964)
川人 豊 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50336731)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2024年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2023年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2022年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 免疫 / アレルギー / エピジェネティクス / microRNA / non-cordingRNA / エピゲノム / DNAメチレーション / ヒストン化学修飾 |
研究開始時の研究の概要 |
網羅的なエピゲノム解析を行って、アレルギーのエピジェネティックな制御のメカニズムを解明する。
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研究実績の概要 |
アレルギー疾患は近年著しく罹患率が増加しており、現在では我が国の国民のおよそ2人に1人が何らかのアレルギー疾患に罹患していると推計されている。その背景には、環境や食品中の化学物質、大気中微粒子など様々な因子が関与している可能性が考えられている。本研究では、アレルギー素因の誘導とアレルギー疾患発症の分子メカニズムを、エピジェネティック制御の観点から解析したところ、新しいエピジェネティック制御機構の存在を示唆する重要な知見を得た。来年度はさらに詳細な分子機構について研究を進める予定である。本研究は極めて独創的な着想で、アレルギー素因の獲得とアレルギー発症に関する学術的に重要な知見をもたらすのみならず、アレルギー疾患の予防と治療に有益な新しい研究成果を結実させる可能性が期待できる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
本研究は、モデルマウス作成、さらには交配させてF1マウスの作製に時間がかかる。その中で1年内にアレルギー疾患の遺伝に寄与してる可能性がある候補因子の同定にまでたどり着いたのは、非常に良好な経過であると考えている。
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今後の研究の推進方策 |
RNAseqの結果、抽出されたmicroRNAに関して、アレルギーの感作とアナフィラキシー発症における発現の経時的変化を、RealTimePCRを用いて精査する。さらに、マウス受精卵に、発現変化した、ncRNAをよびmicroRNAのカクテルを顕微注入したのち、偽妊娠マウスの子宮に戻し産まれてきたF1マウスにおいてアレルギーの感受性を調べる。それらの実験を繰り返し行い、アレルギー疾患の遺伝に寄与してる可能性がある因子の完全同定まで行う予定である。
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