研究課題/領域番号 |
23K24415
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補助金の研究課題番号 |
22H03156 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55030:心臓血管外科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮川 繁 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (70544237)
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研究分担者 |
坂口 志文 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任教授(常勤) (30280770)
河村 拓史 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60839398)
三上 翔 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (20896500)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2024年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2023年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 制御性T細胞 / 心不全 / 心臓移植 / 再生医療 / 移植免疫 / 免疫拒絶反応 |
研究開始時の研究の概要 |
心臓移植では、術後急性期および慢性期の拒絶反応のコントロールが治療成否の鍵である。免疫抑制剤の進歩により主要組織適合抗原が一致しない移植が可能となっているが、生体内の恒常性維持に必要な免疫反応までも抑制することで発症する副作用が現在の移植医療の最大の課題であり、これを克服し長期にわたる移植臓器の機能を維持する新たな免疫抑制療法の開発が望まれている。自己抗原に対する免疫寬容機構の代表的なものとして、制御性T細胞(Treg)がある。本研究の目的は、Tregを用いることで心臓移植や再生医療における免疫拒絶反応を制御できるか、現行の免疫抑制剤を用いた場合の治療効果との比較検証を行う。
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研究実績の概要 |
治療抵抗性重症心不全に対する最終的な治療選択肢である心臓移植では、術後の拒絶反応の制御が鍵となる。免疫抑制剤の進歩が主要組織適合抗原が一致しない移植を可能とする一方で、その副作用が現在の移植医療の最大の課題である。 生体には自己抗原に対する免疫寛容機構を備えており、制御性 T 細胞(Treg)による能動的な免疫抑制機構が注目されている。Tregを用いることで移植臓器に対する免疫寛容を導入・維持できる可能性が浮上しており、本研究は、Tregを用いることで心臓移植や再生医療における免疫拒絶反応を制御できるか、そして現行の免疫抑制剤を用いた場合の治療効果を上回ることができるかを検証することにある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
制御性T細胞の作成には成功しており、マウスiPS細胞由来心筋シートの移植免疫寛容を確認している。 しかし、動物モデル(異所性心臓移植の動物モデル)の作成に難渋しており、またマウスiPS細胞由来心筋シートの分化誘導の高効率を模索している。
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今後の研究の推進方策 |
動物モデル作成に関する先行研究があり、安定したモデル作成においては相当数の実施経験が必要であることからモデル作成実験を継続し経験を蓄積する方針としている。マウスiPS細胞由来心筋シートの移植免疫寛容に関して研究を進めていく。
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