研究課題/領域番号 |
23K24424
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補助金の研究課題番号 |
22H03165 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55050:麻酔科学関連
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研究機関 | 富山大学 (2024) 群馬大学 (2022-2023) |
研究代表者 |
高澤 知規 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (30400766)
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研究分担者 |
滝沢 琢己 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30531115)
横濱 章彦 群馬大学, 医学部附属病院, 准教授 (40323365)
村田 幸久 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (40422365)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | アナフィラキシー / 周術期アナフィラキシー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、我々がこれまで行ってきた周術期アナフィラキシー原因薬剤同定に関わる研究を発展させ、特に肥満細胞に着目してアナフィラキシー発生のメカニズムについて調べる。この課題設定は、肥満細胞に着目している点で他に類を見ず、独自性が高い。我々は多くの臨床例から検体を収集できるという強みを持っている。本研究では、その強みを生かし、MATを軌道に乗せるための取り組みを行う。 肥満細胞の役割が明らかになれば、周術期アナフィラキシーの診断方法が進歩するだけでなく、予防法や治療法の開発に繋がる可能性がある。この成果は、すべての薬剤によるアナフィラキシーや、食物によるアナフィラキシーへの波及効果が期待できる。
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研究実績の概要 |
研究の目的は、周術期アナフィラキシーの発症における肥満細胞の役割を解明することである。申請者らはこれまで、好塩基球を研究対象としてアナフィラキシーの発症メカニズムを調べてきた。しかし、好塩基球は周術期アナフィラキシー発生時に必ず活性化しているとも限らないこと、凍結保存ができないので調査できる症例が限定されるなどの問題点があった。それらの問題点を克服するため、アナフィラキシー発症に関わるもう一つの免疫担当細胞である肥満細胞に着目して研究を行うことにした。肥満細胞は末梢血に存在しないため、容易に採取することはできない。そこで本研究では、ヒト由来の肥満細胞のセルラインであるLAD2と、CD34陽性造血幹細胞から分化させた肥満細胞を用いて、アナフィラキシー発症のメカニズムを調べる。 今年度は研究グループ内の施設で発生したアナフィラキシーの症例において好塩基球活性化試験を行い、多くの症例において原因薬際を同定することができた。 肥満細胞活性化試験を行う準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
症例の集積は計画通り進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
肥満細胞活性化試験に用いる細胞の培養と測定の条件設定について検討していく。
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