研究課題/領域番号 |
23K24515
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57010:常態系口腔科学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
小林 真之 日本大学, 歯学部, 教授 (00300830)
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研究分担者 |
藤田 智史 日本大学, 歯学部, 教授 (00386096)
山本 清文 日本大学, 歯学部, 講師 (30609764)
中谷 有香 日本大学, 歯学部, 講師 (60781391)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | ケミカルジェネティクス / 島皮質 / Parvalbumin陽性細胞 / 局所神経回路 / 神経障害性疼痛 |
研究開始時の研究の概要 |
研究代表者らは,口腔顔面領域の痛み情報を処理する島皮質の神経回路が①神経障害性モデルにおいてどのような変化を起こすのか,そして②組換えが起こった神経回路の制御を可能にする抑制性神経回路の可塑性について研究を進めてきた。その結果,痛みの原因となる外傷や腫瘍が治癒した後も,可塑的に変化した島皮質神経回路が過剰に興奮している限り痛みは持続することが明らかになった。そこで本研究では,神経障害性疼痛モデルで生じる島皮質の局所神経回路の異常をケミカルジェネティクスによって制御し,組換えが生じて過興奮に陥った島皮質からの出力を抑制することによって慢性疼痛の発症を抑制するメカニズムを解明する。
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