研究課題/領域番号 |
23K24526
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57030:保存治療系歯学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高橋 雄介 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (60397693)
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研究分担者 |
渡邉 昌克 大阪大学, 大学院歯学研究科, 特任研究員 (00909492)
蟹江 慧 近畿大学, 工学部, 准教授 (80636407)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2024年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 不可逆性歯髄炎 / 可逆性歯髄炎 / 歯髄保存療法 / ペプチド / ラット |
研究開始時の研究の概要 |
われわれは、歯髄の創傷治癒メカニズムに基づく歯髄保存療法の確立を目指した研究を展開し、抗炎症作用を通じて歯髄の創傷治癒を促進させるペプチドの同定に成功した。一方、可逆性・不可逆性歯髄炎発症ラットモデルの確立にも成功し、歯髄炎治療のための基盤を構築してきた。 本研究では抗炎症作用を有するペプチドを用いて、ラット歯髄炎モデルを対象に覆髄および断髄実験を実施し、第三象牙質の形成評価に加えて、歯髄炎の治癒機転についても包括的に評価をおこなう。本研究により、歯髄炎罹患歯は抜髄以外の治療法がないという常識を覆し、歯髄保存療法の適応の大幅な拡大が可能となり、歯科臨床に変革をもたらす可能性がある。
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