研究課題
基盤研究(B)
本研究では、大腸がん検診における大腸内視鏡検査の質に注目し、患者様を人工知能搭載内視鏡群および通常内視鏡群にランダムに割付し、人工知能が内視鏡検査の質・および患者様の長期予後にどのように影響するかを評価する。本研究費を用いた本邦における解析は、世界で進行中の研究と統合解析され、最終結果の確認は15年以上先になることが予測される。そのため、短期成績をもとに適宜マイクロシミュレーションによる効果解析や複数の関連サブ研究を同時実施し、必要に応じてガイドライン構築等に役立つデータを提供する予定である。世界の大腸癌死亡者数減少にいち早く貢献することが、本研究の最終目的である。