研究課題/領域番号 |
23K24664
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補助金の研究課題番号 |
22H03406 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
永吉 美智枝 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (30730113)
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研究分担者 |
寺本 妙子 開智国際大学, 教育学部, 教授 (20422488)
澤田 優美 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (00585747)
草薙 美穂 日本医療大学, 保健医療学部, 教授 (90326554)
河村 秋 和洋女子大学, 看護学部, 准教授 (50719094)
大森 貴秀 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (60276392)
本間 達 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (60361721)
斉藤 雅子 森ノ宮医療大学, 看護学部, 教授 (80511617)
西村 直子 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (30548714)
山村 裕子 鳥取短期大学, その他部局等, 助教 (30783617)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2026年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 乳幼児精神保健 / 親子関係 / 子育て世代包括支援 / 親子相互作用 / 親子の関係性 / 遠隔研修 / スキルアップ研修 / 育児支援 |
研究開始時の研究の概要 |
子育て世代包括支援センターが全国展開され支援体制が整備された現在,乳児期以降の支援継続と,リスクを特定し早期に多職種へ繋ぐための支援者のスキル向上が課題とされている。本研究では,地域で子育て世代包括支援に携わる支援者が,乳幼児精神保健の理念に基づき,親子の関係性促進に向けた支援を実践できるための研修プログラムを開発する。NCAST(Nursing Child Assessment Satellite Training)を活用し,支援者のニーズに応じて段階的に専門知識とスキルを習得できる研修を遠隔で実施する。地域の実情に応じた継続可能な運営方法(プラットフォーム)を提供することを目的とする。
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研究実績の概要 |
初年度は、親子相互作用の観察を通して親子の関係性を評価し、乳幼児精神保健の理念に基づく支援スキルを習得する「親子の関係性支援スキルアップ研修プログラム」開発に必要な準備を進めた。米国ワシントン大学Parent-Child Relationship Program(PCRP)が開発し、国際的に実践・研究に使用されるNursing Child Assessment Satellite Training (NCAST)Feeding、Teaching講習会の新版教材の日本語版を作成した。①NCASTマニュアル原版(英語版)改訂内容の確認②翻訳の必要箇所の検討、翻訳・監訳③教材動画と信頼性テスト用動画台本のセリフ書き起こし・翻訳・動画編集・日本語吹き替え作業を行った。この過程で、研究代表者・分担者・研究協力者はワシントン大学PCRP主催の新版NCASTのweb講習会を受講し、インストラクターライセンスを取得、新版講習会マニュアル日本語版の翻訳チェックを行った。日本語版作成に際し、ワシントン大学Parent-Child Relationship Program(PCRP)から許諾を得て、翻訳のバックトランスレーションチェックを受けた。教材動画は完成し、マニュアルは2年目に残りのバックトランスレーションを受け完成を予定している。 また、「スキルアップ研修」開発のための文献検討、遠隔研修を提供する専用プラットフォームの検討を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
1年目に計画したNCAST Feeding,Teaching講習会の新版教材の日本語版作成は膨大な作業であったが、完成段階となった。2年目以降はスキルアップ研修会の計画立案・実施を進める状況にある。
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今後の研究の推進方策 |
子育て世代包括支援に携わる地域の支援者の実状に応じてコースを選択でき、親子の関係性支援に必要な知識とスキルを段階的に習得する研修を開発する。最新の関連文献の検討を行い、研修の構成・内容および教材を作成する。さらに、研修プログラムの実施および評価について研究計画書を作成し、倫理審査申請を行い承認を得る。研究協力者の協力を得て研修先のリクルートを行い、研修の実施および調査を進める。
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