研究開始時の研究の概要 |
これまでに、VTI1A遺伝子の2つの一塩基多型(rs12241008, rs10506868)とTCF7L2遺伝子の3つの一塩基多型(rs11196172, rs7903146,rs7904519)については、研究参加者約12,000人のすべての測定を終了している。今年度は、それら2つの遺伝子の末梢血DNAメチル化の測定方法のセットアップと凍結保存検体(バイサルファイト処理済みDNA)の本測定を進める。末梢血DNAメチル化の測定が終わり次第、身体活動とVTI1A・TCF7L2遺伝子の遺伝子多型、およびそれらの遺伝子の末梢血DNAメチル化が、大腸がん・乳がん発症リスクに及ぼす影響について疫学的アプローチを用いて解析する。
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