研究課題/領域番号 |
23K24754
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補助金の研究課題番号 |
22H03497 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 東京家政学院大学 |
研究代表者 |
田中 千晶 東京家政学院大学, 人間栄養学部, 教授 (40369616)
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研究分担者 |
田中 沙織 九州産業大学, 人間科学部, 准教授 (40548799)
田中 茂穂 女子栄養大学, 栄養学部, 教授 (50251426)
奥田 昌之 山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授 (50274171)
高倉 実 名桜大学, 公私立大学の部局等, 教授 (70163186)
安部 孝文 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (30794953)
奥田 知靖 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (90531806)
笹山 健作 三重大学, 教育学部, 准教授 (20780729)
西田 明史 中村学園大学, 教育学部, 准教授 (00369860)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2024年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2023年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2022年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 幼児 / 身体活動 / 座位行動 / 睡眠 / 認知機能 / 身体活動量 |
研究開始時の研究の概要 |
2019年、世界保健機関(WHO)により、「5歳未満の子どもの身体活動、座位行動、睡眠グローバルガイドライン」が策定された。しかし、日本の幼児について、その根拠となるエビデンスはほとんど存在しない。そこで、全国各地の就学前施設をフィールドとする研究者達と協力して、3~4歳の幼児を対象とした全国大規模調査により、日本の幼児の24時間全体の行動(身体活動、座位行動、睡眠)を国際的に標準化された客観的な手法で調査する。それと幼児における健康的な発育・発達の指標(肥満、運動機能、認知機能)との関係を分析して、適切な行動とその根拠を明らかにすることを目的とする。
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研究実績の概要 |
本研究は、全国各地の就学前施設をフィールドとする研究者達と協力して、3~4歳の幼児を対象とした全国大規模調査により、日本の幼児の24時間全体の行動(身体活動、座位行動、睡眠)を国際的に標準化された客観的な手法で調査する。更に、24時間全体の行動と幼児における健康的な発育・発達の指標(肥満、運動機能、認知機能)との関係を分析して、適切な行動とその根拠を明らかにすることを目的とする。2023年度は、都市部(東京都、埼玉県、愛媛県、福岡県、北海道)と農村部(宮城県、愛媛県、宮崎県)で研究協力の得られた就学前施設(幼稚園、保育所、認定こども園)に通園する幼児3~4歳を対象に調査を実施した。調査項目は、国際共同研究「Surveillance Study of Movement Behaviours in the Early Years」(SUNRISE Study)の調査内容および測定方法に基づき、対象幼児の身体活動量、座位行動、睡眠時間および生活習慣などの調査などとした。更に、運動機能検査、認知機能検査、および体型評価を行うと共に、就学前施設の保育環境について施設の代表者を対象にインタビュー調査を実施した。その結果、特にスクリーンタイムが推奨値を満たしていない幼児が多いことがうかがえた。また、身体活動量は女子より男子の方が多かった。次年度は、都市部(京都府、兵庫県、福岡県)と農村部(宮城県、長野県、島根県、愛媛県)での調査を実施し、対象者数を増やし、各生活習慣のガイドラインの充足を含む実態やそれらの関連要因について検討・報告する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度の各地域の調査地での経験を参考とすることにより、新たな地域での調査が順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
次年度は、さらに調査地域を拡大して、これまで2年間の調査地での経験を活かしつつ対象者を募集し、調査を継続する。
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