研究開始時の研究の概要 |
筋Nrf2は, 本来の抗酸化ストレス応答に加え, Mt機能の維持,また, 筋-肝連関を媒介するmyokineの分泌制御に関わる可能性が示唆される. 本研究では, 1. Nrf2KOマウス とSqstm1:Nrf2遺伝子二重欠失マウスをベースに, Nrf2-筋resマウスを作製して, NASH誘導食の摂餌下に, 筋Nrf2がNASH発症とNASH-肝癌の抑止因子であるかを検証する. 2. NASHとNASH-肝発癌を抑止するmyokineなどの生理活性物質を探索する. 3. 筋Nrf2によるmyokineの分泌機構とmyokineによるNASHとNASH-肝発癌の抑止機構を解明する.
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