研究課題/領域番号 |
23K24805
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補助金の研究課題番号 |
22H03548 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター |
研究代表者 |
佐藤 亜希子 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 研究所 ジェロサイエンス研究センター, 副部長 (80800979)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2023年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2022年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 個体老化 / 老化 / 臓器連関 / 視床下部 / 健康寿命 / 脳ー末梢連関 / 睡眠 |
研究開始時の研究の概要 |
最近我々は、視床下部に発現している神経細胞の機能低下が老化過程における睡眠構造の変化を誘導すること、また、マウスの個体寿命に影響を及ぼしうることを見出した。そこで本研究課題では、視床下部の特定神経細胞が末梢臓器にどのように作用して健康寿命に影響を及ぼすのかを明らかにすることで、睡眠調節機構が全身の老化現象と寿命を制御する可能性について検証する。
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研究実績の概要 |
2年目に予定していた通り、慢性的に背内側部特異的にPrdm13を欠損させたマウスの体重が増加するメカニズムを解明するため、栄養負荷による背内側部Prdm13-KOマウスの機能解析を行なった。栄養負荷としては高脂肪食負荷を行なった。また、背内側部Prdm13シグナルの加齢変化を明らかにするため、若齢および老齢のPrdm13のC末端にPAタグを付加したマウス(Prdm13-PA tagマウス)から視床下部を採取し、ChIP-seqを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
C末端にPAタグを付加したマウス(Prdm13-PA tagマウス)から視床下部を採取し、ChIP-seqを行った。しかし、抗体がうまく機能せず結果を得ることができなかった、一方、別の方法からPrdm13シグナルの加齢変化となる知見を得つつあることから、概ね順調に進んでいると考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度は、高脂肪食下、背内側部Prdm13ノックアウトが肝臓と脂肪組織に作用するメカニズムを解析する。特に視床下部内の神経サーキットを明らかにする。
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