研究課題
基盤研究(B)
近年大いに着目されている近似的問合せのアプローチをビッグデータ処理のワークフロー全体に展開する,End-to-Endの近似的ビッグデータ処理の技術を確立する.コンパクトな要約情報を活用することと,ビッグデータ処理プロセスを通じて近似的データ処理の統合モデルを用いることで,従来型のビッグデータ処理に比べ大幅な速度向上を達成し,システム全体での近似品質の統一的な管理を可能とする.また,近似の品質と処理効率のトレードオフを適切に制御できることが重要であるため,本研究では求められた近似品質を満たすようにビッグデータ処理のワークフローを制御する品質駆動型の近似的データ処理技術を開発する.