研究課題/領域番号 |
23K24852
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補助金の研究課題番号 |
22H03596 (2022-2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2022-2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60080:データベース関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
川島 英之 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 准教授 (90407148)
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研究分担者 |
大矢 晃久 筑波大学, システム情報系, 教授 (30241798)
萬 礼応 筑波大学, システム情報系, 助教 (40781159)
松谷 宏紀 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (70611135)
藤原 靖宏 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, メディア情報研究部, 特別研究員 (70837971)
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研究期間 (年度) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2024年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2023年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2022年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | データベース / トランザクション / 自律移動ロボット / トランザクション処理 / ロボティクス / 高速アルゴリズム / データシステム |
研究開始時の研究の概要 |
紙面の都合でデータベースについてのみ記述する。トランザクション発行者は、これまではヒトだったが、将来は人工物になるだろう。この予想に基づき、決定論的ではありながらも並行実行するトランザクション処理法の研究を遂行する。また、ロボットがハッキングされてもデータベースを防御できる、隔離実行環境を用いたアーキテクチャの研究を遂行する。
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研究実績の概要 |
2022年度は要素技術であるトランザクション処理の高性能化に関して様々な研究を実施した。その中には、two-phase locking の decentralization、in-memory database の latency極小化、スレッド数調整による highliy contended workloadへの対応、snapshot isolationプロトコルにおける高性能メモリ回収機構、トランザクションのロボットへの適用、量子アニーリングのシフトスケジューリング問題への適用などである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初より予定していた高速データ処理に関して各種の要素技術を探求し、着実な成果を生むことができた。また、ロボットソフトウェアの再設計について、トランザクションを中心とした新しいソフトウェアアーキテクチャを提案でした。
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今後の研究の推進方策 |
トランザクション処理の中核技術である並行性制御法について、これまでは read-modify-write を中心とした処理を探求してきた。今後は別のoperationである blind write を対象にした研究を深く探求する予定である。また、スレッド数の動的調整法についても研究を行う。
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