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「真の渦集積法」が明らかにする森林群落スケールのVOC放出能とその環境応答特性

研究課題

研究課題/領域番号 23K24992
補助金の研究課題番号 22H03738 (2022-2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2022-2023)
応募区分一般
審査区分 小区分63010:環境動態解析関連
研究機関国立研究開発法人国立環境研究所

研究代表者

斉藤 拓也  国立研究開発法人国立環境研究所, 地球システム領域, 主幹研究員 (40414370)

研究分担者 坂部 綾香  京都大学, 農学研究科, 助教 (40757936)
高梨 聡  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (90423011)
研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2024年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
キーワード真の渦集積法 / フラックス / 揮発性有機化合物 / BVOC / VOC / 渦集積法
研究開始時の研究の概要

森林から放出される揮発性有機化合物(VOC)は、大気質や気候変動に作用する重要な物質群と認識されているが、どのような種類のVOCがどの程度放出されているかという基礎的な情報が不足している。本研究では、大気乱流理論に基づいた「真の渦集積法」を初めてVOCに適用し、森林におけるVOCの放出実態(組成・量)とその変動要因を明らかにする。

研究実績の概要

渦集積システムの検証を行うため、滋賀県南部に位置するヒノキ林(桐生水文試験地)の観測タワー(地上高29m)において、真の渦集積法(TEA法)と渦相関法(EC法)によるCO2フラックスの比較観測を実施した。EC法に比べてTEA法によるCO2フラックスがわずかに低くなる傾向が認められた。その原因となりうる項目として、水蒸気濃度、風向、鉛直風速の機差、鉛直風速の計算法、フラックスの計算範囲などについて検討した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

TEA法とEC法の比較観測で過小評価が続いており、原因の洗い出しに時間を要した。

今後の研究の推進方策

渦集積法によるフラックス測定法を確立でき次第、VOCフラックス測定を実施する。

報告書

(1件)
  • 2022 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 国際共同研究 (1件)

  • [国際共同研究] ヨーク大学(英国)

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2022-04-19   更新日: 2024-12-25  

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