研究課題
基盤研究(B)
二酸化炭素地下貯留におけるトラップメカニズムの解明に関する研究を行う.貯留層の内部における二酸化炭素のトラップメカニズムには毛管圧トラップや溶解トラップなどが働くと考えられており,これらのメカニズムを解明することで漏洩への懸念を払しょくし,本技術への社会的理解の促進につなげる.また,さらに漏洩のリスクを低減し,大量の二酸化炭素貯留に適用できる手法として「逆浮力法貯留」を提案する.大深度海洋下の砂層を貯留のターゲットとするため,砂の流動を引き起こさない注入条件を明らかにし,実用化への指針を得る.