医学応用に向けた立体角粒子検出器による核反応多重同時測定法の開発

• 研究課題/領域番号: 23K25119
• 補助金の研究課題番号: 22H03865 (2022-2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2022-2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分80040:量子ビーム科学関連
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 大坪 隆 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (70262425)
• 研究分担者: 西村 太樹 東京都市大学, 理工学部, 准教授 (30612147) ; 泉川 卓司 新潟大学, 研究統括機構, 准教授 (60282985)
• 研究期間 (年度): 2022-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2023年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2022年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
• キーワード: 量子ビーム医療応用

研究開始時の研究の概要

粒子線がん治療のうち、重イオンビームは高い殺細胞効果とシャープな線量分布を持ち、放射線抵抗の高いがんの治療や腫瘍への線量集中に有
利な特長を持つ。これを活かすためには重イオン核反応によるビーム強度減衰や、生成２次粒子について高精度な理解が必要である。本研究で
はこれらの複数の核反応物理量を同時測定する画期的実験装置を開発し、粒子線がん治療に必要な膨大な量の核データ取得を効率的取得するこ
とを目的とした研究である。