| 研究課題/領域番号 |
23K25335
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| 補助金の研究課題番号 |
23H00638 (2023)
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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| 研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
名畑目 真吾 筑波大学, 人間系, 助教 (60756146)
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| 研究分担者 |
木村 雪乃 獨協大学, 法学部, 准教授 (40779857)
卯城 祐司 日本国際学園大学, 経営情報学部, 教授 (60271722)
小木曽 智子 富山大学, 学術研究部教育学系, 講師 (90965427)
山口 一大 筑波大学, 人間系, 助教 (50826675)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2026年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2023年度: 12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
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| キーワード | 英語教育 / リーディング / 視線計測 / 眼球運動 / コーパス / 文章理解 / 心理言語学 / 自然言語処理 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は,日本語を母語とする英語学習者の文章読解における眼球運動データを収集し,それらをデータベースとして構築・公開することを目的としている。英文読解における眼球運動データの基本統計情報や特性を明らかにし,今後の英文読解研究が参照するための新たな基準を提示するとともに,英文読解の認知プロセスと文章及び学習者の特徴との関連を明らかにすることで,英文読解教材の開発や読解指導への示唆を得る。そして,収集したデータをデータベースとして整理し,国内外の研究者に対して広く利用可能にすることで,様々な研究者がこれらのデータを独自の視点や発想,技術で分析し,独創的かつ多様な研究を生み出すことを促進する。
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| 研究実績の概要 |
本研究課題は,日本語を母語とする英語学習者の文章読解中における眼球運動データを収集し,それらをデータベースとして構築・公開することを目的としている。加えて,収集した眼球運動データと文章の難易度や学習者の英語力との関わりを明らかにすることで,英文読解教材の作成や読解力育成への示唆を得ることを目指している。 研究期間2年目である本年度は,単語レベルで算出した眼球運動データの各種指標について整理し,データベースとして公開した。このデータベースには,日本語を母語とする大学生・大学院生41名がそれぞれ30の文章(各300~400語程度;難易度は英検準2級~準1級に相当),合計で1万語以上を読解した際の眼球運動データ(約41万語分)が含まれている。具体的には,各協力者及び文章中の各単語に対して注視時間,注視回数,読み飛ばしの有無,読み戻りの有無など9種の眼球運動データが付与されている。 これらのデータについて単語レベルと協力者レベルで信頼性を検討したところ,双方で高い信頼性が確認された。また,注視時間データに対して単語の長さと頻度,文章中の単語の位置など影響を検討したところ,それらの影響が明確に見られたことから,妥当な眼球運動データが得られたと判断した。なお,本データベースにはこれらの単語の長さや頻度,文章中の位置に関する情報も含まれている。これらに加えて,各種眼球運動データの記述統計や分布などを算出することにより,本データベースを発展的な分析に使用するための基礎的な知見を得た。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
1: 当初の計画以上に進展している
理由
交付申請時の通り,収集したデータの解析を行い,単語ごとの注視時間や注視回数などの算出と分析を行うことができた。加えて,そのデータを整理して公開するにまで至っため,当初の計画以上に進展していると判断した。
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| 今後の研究の推進方策 |
今後は,本データベースを用いた発展的な分析と研究課題の検討を行っていく。具体的には,用いた文章について語彙や文,結束性など多様な観点からその言語的特徴を評価し,それらの特徴が文章単位あるいは単語単位の眼球運動データとどのように関わっているのかをベイズ統計や機械学習の手法を駆使して明らかにする。なお,その際に用いた文章特徴に関するデータについても,本データベースに含めて公開する予定である。
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