小・中学生の英語スピーキング能力の縦断的調査ー外国語習得モデルの構築に向けてー

• 研究課題/領域番号: 23K25350
• 補助金の研究課題番号: 23H00653 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分02100:外国語教育関連
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 江口 朗子 立命館大学, 文学部, 教授 (30758602)
• 研究分担者: 林 裕子 佐賀大学, 教育学部, 准教授 (10649156)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円); 2027年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2026年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2024年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2023年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
• キーワード: スピーキング能力 / 小中接続 / 言語知識 / 処理可能性理論 / リテラシー能力

研究開始時の研究の概要

小学校高学年での外国語(英語)教科化に伴い小中接続の重要性が高まっているが、言語習得の観点からの実証研究は進んでいない。特に小学校での活動の中心である「話すこと」の能力に関する客観的データや第二言語習得理論に基づいた研究は極めて少ない。本研究では、文産出に欠かせない統語(文構造)の知識に焦点をあてて、小・中学生の英語スピーキング能力の発達を縦断的に調査する。CBT方式のスピーキングタスクを開発して継続的に実施し、処理可能性理論の枠組みで統語発達の実態を解明するとともに、言語能力の重要な構成要素である語彙知識やリテラシースキルとの関連性を明らかにし、英語学習における統語発達のモデル化を試みる。