研究課題/領域番号 |
23K25384
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補助金の研究課題番号 |
23H00687 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
松原 宏之 立教大学, 文学部, 教授 (00334615)
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研究分担者 |
小檜山 ルイ フェリス女学院大学, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (70186782)
佐々木 一惠 法政大学, 国際文化学部, 教授 (80547787)
佐藤 清子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 助教 (10816391)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
14,820千円 (直接経費: 11,400千円、間接経費: 3,420千円)
2027年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2026年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2023年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 公共善 / 宗教 / アメリカ / 世俗化 / 公共性 / アメリカ合衆国史 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、1830年代から20世紀初頭までのアメリカ合衆国に着目して、公共善の構想と取り組みに一貫して介在した宗教性を摘出する試みである。 20世紀にいたるアメリカの福祉や社会改良運動の歴史は、脱宗教化と科学化で説明されてきた。教会を中心に個人の救済や矯正がなされた宗教の時代を脱して、近代化が進んだというのである。しかしこの世俗化論の見立ては、「長い19世紀」に宗教が果たした役割をとらえていない。本研究では、福祉や社会改良運動を広く「公共善」を構築し維持する営みととらえ、そこでの宗教の役割の大きさを検討する。世俗化論をベースにした近代史の叙述を再検討する試みである。
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