研究課題
基盤研究(B)
新聞とテレビを中心としてきた日本の政治的情報環境は急激な変化の只中にある。この変動は、伝統的マスメディアの衰退とインターネットの勃興に留まらない政治的情報の伝播経路の多元化を意味している。本研究は、政治学の立場から、現在の日本における政治的コミュニケーションの発受信両面にわたるルートを解きほぐし、それらのミクロ・マクロ双方の効果を世論調査とサーベイ実験を併用しながら推定するものである。