研究課題
基盤研究(B)
ポストコロナでは地政学的リスクが増し、自然災害は世界的に頻発し世界経済は混迷している。一方で経済のデジタル化は着実に進んでいる。本研究ではデジタル経済が人や企業の行動を変え、どのように世界経済の不安定を解消できるのかを解明する。デジタル経済の進展について就業者や企業への大規模調査を行い実態を明らかにする。その上で国際貿易論、空間経済学、自然災害の経済学の領域から理論・実証・政策分析する。グローバリゼーション、都市・地域・産業集積、自然災害が、デジタル経済の進展でどう変貌するかを研究する。また比較対象として世界情勢が不安定だった戦前期の数量経済史分析も行なう。