研究課題
基盤研究(B)
本研究では、昆虫養殖の新たな可能性として、コオロギ養殖の副業による「貧困削減と未来型食品生産の両立」について検証する。その可能性を実証的に分析するため、本研究はカンボジアのコオロギ養殖に注目する。より具体的には、貧困世帯に副業としてコオロギ養殖を導入することで、それら世帯の支出、貯蓄、投資、就労状況、食生活などがどのように変化するかを検証する。また、同じ村内の他の世帯へのスピルオーバー効果、飼料や未来型食品の原材料としての将来性、についても検証する。