研究課題
基盤研究(B)
破壊的イノベーションのプロセスが,同一産業内および産業間おいて異なる特性を持つという破壊的イノベーションの多様性の特徴について,ABSSを用いてボトムアップにモデル化し,業種,社会的状況等に依存して破壊的イノベーションプロセスが持っている動的側面からの規範的な分析を行い,また,その多様性の特徴に応じた破壊的イノベーションに対する企業戦略の有効性の違いが生じる状況に関してABSSにより分析する.本研究では,企業と消費者の行動が相互作用し,破壊的イノベーションのプロセスをボトムアップからの性質として表現するエージェントベースモデルを構築し,シェアの動きを再現する.