研究課題/領域番号 |
23K25624
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補助金の研究課題番号 |
23H00927 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
藤村 祐子 滋賀大学, 教育学系, 准教授 (80634609)
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研究分担者 |
佐藤 仁 福岡大学, 人文学部, 教授 (30432701)
朝倉 雅史 筑波大学, 人間系, 助教 (50758117)
黒田 友紀 日本大学, 理工学部, 准教授 (60631851)
遠藤 貴広 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 准教授 (70511541)
川口 広美 (前田広美) 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80710839)
堀田 諭 埼玉学園大学, 人間学部, 准教授 (90865445)
岩田 昌太郎 同志社大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (50433090)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2025年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2023年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 職能開発 / 専門職基準 / 教師教育 / 日米比較 / 教師教育システム / 米国 / 教育政策 |
研究開始時の研究の概要 |
専門職基準が「自律的な参照軸」として活用されるためには,専門職基準の内面化が必要である。 本研究では,専門職基準の自律的活用を進める米国を対象に,専門職基準の活用を策定・伝達・運用の3つのフェーズから構造的に捉え分析する。その際,制度の活用主体である教育関係者らの承認の論理・プロセスから,専門職基準を「自分ごと」と捉える内面化を可能とする仕組みを解明する。そして,今日の専門職基準を中核とする教師教育改革における制度の定着に貢献することを目的とする。
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研究実績の概要 |
初年度である本年度は,研究の分析枠組みの作成・文献調査をした上で,ワシントン州で実地調査を行なった。調査グループは,政策分析グループ,初等教育グループ,中等教育グループの3つに分かれている。 調査対象は,教育行政機関,教員組合,教員養成大学,小学校とし,インタビュー調査を実施した。調査から明らかになったことを以下の点である。 ・様々な種類の専門職基準がある中で,教員養成と教員研修では,機能する専門職基準が異なること。特に教科教員の専門職基準は,主に教員養成の場で活用されている。 ・教員の職能開発における専門職基準そのものの機能は限定的であり,専門職開発システム全体の中に組み込まれて機能している。 ・専門職基準は教員研修の際に用いられているが,教員研修のプロバイダーが多様であるため,専門職基準の活用のされ方はそれぞれのプロバイダーで異なる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
初年度に予定していた研究の分析枠組みの設定と共有,実地調査の実施を行なっており,おおむね順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
専門職基準の活用は,教員養成ステージと教員研修ステージで大きく異なる。 次年度以降,研究グループを教員養成ステージと教員研修ステージに再編し,それぞれのステージでどのような専門職基準が機能しているのか,実際にどう活用されているのか,明らかにする予定である。
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