研究課題
基盤研究(B)
コロナ禍や働き方改革等の問題は、学校教育が「何を/どこまで」保障すべきなのかという問いをつきつけた。この問いは、家庭や地域社会など学校外の教育機会のあり方とも対をなす「公教育の射程(目標と範囲)」への問いとも言える。日常自明視され分析対象となりにくい問いに対して、10ヵ国の研究者との国際研究により公教育の基底をなす国民国家のパラダイムを相対化し、グローバルな福祉社会への教育課題を明らかにする。