研究課題/領域番号 |
23K25667
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補助金の研究課題番号 |
23H00970 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
永田 忠道 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (90312199)
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研究分担者 |
木下 博義 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (20556469)
池田 吏志 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80610922)
笠原 広一 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50388188)
川崎 弘作 岡山大学, 教育学域, 准教授 (80710805)
山中 真悟 福山市立大学, 教育学部, 准教授 (10845465)
福田 喜彦 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (30510888)
神野 幸隆 香川大学, 教育学部, 准教授 (40911318)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2026年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2024年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2023年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 教科・領域 / 再編マネジメント / 力量形成 / 学際的開発研究 / アクション・リサーチ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は教員養成に関わる大学教員と大学院生・学部生および学校現場との動態的で開発志向的なアクション・リサーチを通して,学部と大学院の一貫性のもとでの教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方を明らかにし,学際的・研究的なアクション・リサーチの新たな指導プログラムの開発を目指す。全国の教職大学院における育成指標の分析的な検討にもとづき,学部と教職大学院でのアクション・リサーチの現状と教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方の関係を調査・分析して,得られた結果を踏まえ,新たな学際的・研究的な学部と大学院の一貫性のもとでのアクション・リサーチの指導プログラムの開発までを視野に入れている。
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研究実績の概要 |
本研究は教員養成に関わる大学教員と大学院生・学部生および学校現場との動態的で開発志向的なアクション・リサーチを通して,学部と大学院の一貫性のもとでの教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方を明らかにし,学際的・研究的なアクション・リサーチの新たな指導プログラムの開発を目指すものである。 2023年度は本研究における学術的「問い」の①「国内外の教員養成学部・教職大学院でのアクション・リサーチと教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方に関わる取り組みの現状と課題とは何か」と②「高等教育機関における文理融合の方向性から見た国内外の初等中等教育段階における教科・領域の再編マネジメントの現状と課題とは何か」についての量的・質的研究の体制整備を中心に展開することにより,③「教員養成学部と大学院の一貫性のもとで期待される教科・領域の再編マネジメントの力量形成のための新たな学際的・研究的アクション・リサーチの指導プログラムとはどのように構築すべきか」を検討するための情報収集と分析・考察の打ち合わせを進めた。その際に、研究全体の計画を企画・立案し,研究班全体の調整にあたる研究総括のもとに,研究代表者,研究分担者,研究協力者からなる研究委員会を構成した。研究委員会の下には,学際的・研究的アクション・リサーチと教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方に関わる量的・質的調査を遂行するために,学際的・研究的アクション・リサーチ調査研究班と教科・領域の再編マネジメントの力量形成調査研究班を設定した。さら下部組織として教科・領域調査研究班と学際的・研究的再編調査研究班と海外実態調査研究班の3つの研究班を設け,その分担事項についての調査研究の体制の構築を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究における学術的「問い」の①「国内外の教員養成学部・教職大学院でのアクション・リサーチと教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方に関わる取り組みの現状と課題とは何か」と②「高等教育機関における文理融合の方向性から見た国内外の初等中等教育段階における教科・領域の再編マネジメントの現状と課題とは何か」についての量的・質的研究の体制整備は順調に進展している。 学術的「問い」の③「教員養成学部と大学院の一貫性のもとで期待される教科・領域の再編マネジメントの力量形成のための新たな学際的・研究的アクション・リサーチの指導プログラムとはどのように構築すべきか」を検討するための情報収集と分析・考察の打ち合わせも順調に進展している。その際に、研究全体の計画を企画・立案し,研究班全体の調整にあたる研究総括のもとに研究代表者,研究分担者,研究協力者からなる研究委員会を,研究委員会の下には学際的・研究的アクション・リサーチと教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方に関わる量的・質的調査を遂行するために,学際的・研究的アクション・リサーチ調査研究班と教科・領域の再編マネジメントの力量形成調査研究班を設定した。さら下部組織として教科・領域調査研究班と学際的・研究的再編調査研究班と海外実態調査研究班の3つの研究班を設け,その分担事項についての調査研究の体制の構築も順調に進展している。 この体制のもと学術的「問い」の①「国内外の教員養成学部・教職大学院でのアクション・リサーチと教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方に関わる取り組みの現状と課題とは何か」と②「高等教育機関における文理融合の方向性から見た国内外の初等中等教育段階における教科・領域の再編マネジメントの現状と課題とは何か」についての量的・質的研究の具体としてのウェッブフォームによる調査を実施する準備も整った。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度以降は引き続き本研究における学術的「問い」の①「国内外の教員養成学部・教職大学院でのアクション・リサーチと教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方に関わる取り組みの現状と課題とは何か」と②「高等教育機関における文理融合の方向性から見た国内外の初等中等教育段階における教科・領域の再編マネジメントの現状と課題とは何か」についての量的・質的研究を中心に展開することにより,③「教員養成学部と大学院の一貫性のもとで期待される教科・領域の再編マネジメントの力量形成のための新たな学際的・研究的アクション・リサーチの指導プログラムとはどのように構築すべきか」を検討するための情報収集と分析・考察をさらに推進する。 そのため,研究全体の計画を企画・立案し,研究班全体の調整にあたる研究総括のもとに,研究代表者,研究分担者,研究協力者からなる研究委員会,研究委員会の下には学際的・研究的アクション・リサーチと教科・領域の再編マネジメントの力量形成のあり方に関わる量的・質的調査を遂行するための学際的・研究的アクション・リサーチ調査研究班と教科・領域の再編マネジメントの力量形成調査研究班を引き続き設定する。さら下部組織として教科・領域調査研究班と学際的・研究的再編調査研究班と海外実態調査研究班の3つの研究班を設け,その分担事項について調査研究し,研究委員会に報告・提案する体制をとる。この体制のもとで日本国内の実態の把握と分析だけにとどまらず,海外の大学院段階における関連活動の調査も合わせて進めることにより,国内的な視点だけでなく世界的な教育の潮流との関連も交えた研究成果を導き出すことを目指す。また本研究における学術的「問い」の①と②についての量的・質的研究の具体としてはウェッブフォームによる調査を実施することで分析・考察のための情報収集を行い,その検討を3つの研究班を中心に展開する。
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