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教育データ・エビデンスに基づいた学習支援を促進するツール・ガイドラインの構築

研究課題

研究課題/領域番号 23K25699
補助金の研究課題番号 23H01002 (2023)
研究種目

基盤研究(B)

配分区分基金 (2024)
補助金 (2023)
応募区分一般
審査区分 小区分09070:教育工学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

岡崎 善弘  岡山大学, 教育学域, 准教授 (00725997)

研究分担者 服部 裕一郎  岡山大学, 教育学域, 准教授 (50707487)
深谷 達史  広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (70724227)
石橋 一昴  岡山大学, 教育学域, 講師 (70881267)
丹治 敬之  筑波大学, 人間系, 准教授 (90727009)
研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2026年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2023年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
キーワードエビデンスに基づいた学習支援
研究開始時の研究の概要

本研究の最終目標は「教育データ・エビデンスの効果的な選択・参照・活用の支援」である。国内の教育データ・エビデンスに関する枠組み・ツール開発は海外の進展に比べて大幅に遅れており,現在も模索が続いている。そこで,海外で広く発展・浸透しているMTSSの理論的枠組み等に基づいて,教育データ・エビデンスの効果的な参照・活用方法の確立を目指す。

研究実績の概要

本研究の最終目標は「教育データ・エビデンスの効果的な選択・参照・活用の支援」である。文部科学省は教育データやエビデンスの参照・活用の検討を2019年頃から始めている。例えば,テスト得点の学習履歴やテスト成績に基づいて学習を個別に支援すること等が将来的なイメージとして描かれている。しかし,国内の教育データ・エビデンスに関する枠組み・ツール開発は海外の進展に比べて大幅に遅れており,現在も模索が続いている。そこで,本年度は,海外のエビデンス活用に関する資料の翻訳とエビデンスに基づいた教育実践に取り組んだ。海外のエビデンス活用に関する資料の翻訳は2024年度中に刊行予定である。科学的根拠の紹介だけでなく,具体的な実践方法も含めて紹介しているため,エビデンスに基づいた教育実践に関する知識の共有は次年度から開始できると思われる。また, 2023年度の夏と秋にエビデンスに基づいた教育実践を実施した。参加を希望する大学院生と学部生に対してエビデンス活用に関する知見を共有したのち,児童を対象に複数回の学習支援に取り組んだ。個別の実践形式で実施しているため,データの収集に課題が残った。また,教育データから価値ある情報を取り出す方法として統計的因果推論が役立つと思われるため,統計的因果推論の考え方に基づいたデータ解析にも着手している。さらに,現在は3冊目の翻訳の準備も同時に進めており,教師に役立つツールの生産も順調に進んでいる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

海外のエビデンス活用に関する資料の翻訳は2024年度中に刊行予定である。また,統計的因果推論の考え方に基づいたデータ解析にも着手しており,学会発表が可能になる程度まで進んでいる。

今後の研究の推進方策

教育データ・エビデンスに関するツール開発・情報共有が最も重要であるため,海外のエビデンス活用に関する資料・書籍の翻訳に引き続き取り組む。

報告書

(1件)
  • 2023 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 教訓帰納の活用を軸とした文章読解の個別学習指導2023

    • 著者名/発表者名
      Fukaya Tatsushi
    • 雑誌名

      教育心理学研究

      巻: 71 号: 3 ページ: 237-252

    • DOI

      10.5926/jjep.71.237

    • ISSN
      0021-5015, 2186-3075
    • 年月日
      2023-09-30
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 発達性読み書き障害児の漢字熟語書字へのオンライン指導と家庭学習の効果2023

    • 著者名/発表者名
      UCHIDA Kana、TANJI Takayuki
    • 雑誌名

      特殊教育学研究

      巻: 61 号: 1 ページ: 13-25

    • DOI

      10.6033/tokkyou.22P020

    • ISSN
      0387-3374, 2186-5132
    • 年月日
      2023-05-31
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 英単語学習における動機づけの向上と学習方略使用の促進を目指した介入研究 : 小学6年生に対する学習講座の実践から2023

    • 著者名/発表者名
      成瀬 陽奈子、深谷 達史
    • 雑誌名

      学校教育実践学研究

      巻: 29 ページ: 75-81

    • DOI

      10.15027/53827

    • URL

      https://hiroshima.repo.nii.ac.jp/records/2018410

    • 年月日
      2023-03-17
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] コロナ禍のスマホ利用時間とストレス・抑うつ傾向の関連「中高生のコロナ禍の生活と学びに関する実態調査」のデータを用いた横断的研究2024

    • 著者名/発表者名
      岡崎善弘・小野田亮介
    • 学会等名
      日本発達心理学会第35回大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] 新しい算数研究2024

    • 著者名/発表者名
      服部裕一郎
    • 総ページ数
      4
    • 出版者
      東洋館出版社
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書

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公開日: 2023-04-18   更新日: 2024-12-25  

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