研究課題/領域番号 |
23K25793
|
補助金の研究課題番号 |
23H01096 (2023)
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13010:数理物理および物性基礎関連
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
玉木 潔 富山大学, 学術研究部工学系, 教授 (20435928)
|
研究分担者 |
丸山 耕司 富山大学, 学術研究部工学系, 特命教授 (00425646)
加藤 豪 国立研究開発法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所小金井フロンティア研究センター, 室長 (20396188)
富田 章久 北海道大学, 情報科学研究院, 教授 (60501434)
|
研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2025年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2024年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2023年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 量子鍵配送 / 安全性 / 量子暗号 / 安全性証明 / 実装安全性 |
研究開始時の研究の概要 |
量子暗号は量子力学に基づく究極の絶対安全性をもつとされるが、それはあくまで理論上の安全性であり、現実の装置を使用した際の安全性、つまり実装安全性は十分に保証されていない。従来の量子暗号理論の大きな問題は、暗号装置の雑音や装置自体に対するハッキングを無視している、もしくは部分的に考慮していてもその影響で通信距離が著しく低下してしまうことである。本研究はこれらの制約を取り払い、扱える範囲をほぼ無制限なものへと拡張させることを目標とする。その上で、装置の雑音やハッキング耐性に関してわれわれの理論が明らかにするモデルパラメータを基礎実験により実際に測定し、安全性が保証される量子暗号の基礎実験を行う。
|