研究課題/領域番号 |
23K25859
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補助金の研究課題番号 |
23H01162 (2023)
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 (2024) 補助金 (2023) |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分14020:核融合学関連
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
安原 亮 核融合科学研究所, 研究部, 教授 (30394290)
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研究期間 (年度) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2025年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2023年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 高出力レーザー / トムソン散乱 / 突発現象 / 過渡的現象 / 高出力レーザ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、従来100Hz程度に制限されていた大型トカマク型プラズマ装置の電子温度・電子密度測定手法:レーザートムソン散乱計測の測定周期を1000倍以上の200kHzへと超高速化(高繰り返し化)した「超高速トムソン散乱装置」を開発する.これにより,核融合発電実現に向けた,高圧力プラズマの長時間維持に必須な突発・過渡現象の物理モデル検証手法を確立する.
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研究実績の概要 |
1.核融合科学研究所に設置されている最高時間分解能20kHzの高速トムソン散乱装置を用いて,固体水素の溶発現象の観測、放射崩壊現象についての計測試験を行った.また,イベントによって駆動されるイベントトリガシステムの構築・検証を行った。 2.高圧力の核融合プラズマを想定し,電子温度10keV程度のLHDプラズマを用いて,20kHzの高速トムソン散乱装置による計測試験を行う.計測装置の精度,測定可能温度領域,光学部品の耐久性を総合評価した。 3.100kHz以上の高速化を目指し,レーザー増幅器の基本動作テストを行った.フラッシュランプ電源,レーザー増幅器の増幅特性を調査した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究概要実績にあるように、LHDプラズマを用いた高速トムソン計測、及びレーザーの高繰り返し化について順調に研究が進捗している。
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今後の研究の推進方策 |
LHDプラズマで得られたデータを解析し、2025年度に予定されているプラズマ実験で、研究総括が可能な条件での実験を提案し、成果をまとめていく。 レーザー開発については、徐々に繰り返しを増加させ、目標とする100kHzの指針を得る。
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