コンパクト天体形成に伴うジェットが駆動するショックブレイクアウトの理論研究

• 研究課題/領域番号: 23K25866
• 補助金の研究課題番号: 23H01169 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 仏坂 健太 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (50867033)
• 研究分担者: Irwin Christopher・Michael 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任研究員 (00961088)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円); 2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2024年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2023年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
• キーワード: ガンマ線バースト / 超新星爆発 / 中性子星合体 / 高エネルギー天体現象

研究開始時の研究の概要

ガンマ線バーストや中性子星合体に伴うショックブレイクアウトの理論的な研究を行う。ショックブレイクアウトの候補として、大質量星の崩壊に伴ったガンマ線バーストGRB 060218はこれまで最もよく観測された天体の一つである。しかし、スペクトルの時間発展などはショックブレイクアウトの標準理論とは矛盾するという問題がある。本課題では、これまで標準理論には取り入れられていない物理過程を適切に取り入れることでGRB 060218の再評価を行う。また中性子星合体のショックブレイクでは、エジェクタの膨張の効果、重元素と自由中性子の効果を取り入れた計算を行う。