研究課題
基盤研究(B)
宇宙はどのようにして生まれ、どのように進化してきたのだろうか?宇宙誕生初期の光は宇宙の膨張によって波長がミリメートル程度まで引き伸ばされている。この光を精度良く観測するため、ミリ波・サブミリ波帯の偏光信号をメガセンサークラス(100万素子クラス)の検出器で観測する実験が多数計画されている。超伝導検出器はこれらの実験にとって必要不可欠な検出器であるが、現行実験と比較すると 1 桁以上のセンサー数増加を見込んでおり、実現するためには大面積アレイを高い歩留まりで多数作製可能な新しい検出器の開発が必須となる。本研究では、メガセンサー望遠鏡の要求を満たす高感度かつ生産性の高い超伝導検出器を開発する。