高ビームレート耐性をもつ飛跡検出器で挑むミューオン・電子転換過程探索

• 研究課題/領域番号: 23K25883
• 補助金の研究課題番号: 23H01187 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 清矢 良浩 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 教授 (80251031)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2026-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2023年度: 14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
• キーワード: ミューオン・電子転換過程探索実験 / 高ビームレート耐性 MWPC

研究開始時の研究の概要

・原子核に束縛されたミュー粒子が直接的に電子に転換するミューオン・電子転換過程を，高ビームレート耐性をもつ画期的な検出器を駆使し，コンパクトで機動的な実験により探索する．
・大強度陽子加速器施設（J-PARC）にある物質・生命科学実験施設（MLF）内のミュオン施設において，大強度陽子パルスビームを炭素標的に照射し，ミュー粒子が炭素原子核に束縛されて生成されるミュー粒子炭素原子からの転換電子を，大強度ビームラインで実験エリアへ輸送する．それを実験エリアに設置した双極電磁石と飛跡検出器からなる電子スペクトロメータで検出し，運動量を精密に測定する．