研究課題
基盤研究(B)
本研究は、ミリ秒以下の短い時間に大きなエネルギーを放出する高速電波バースト(Fast Radio Burst, FRB)と呼ばれる突発現象の起源を、光子計数型高速センサを用いて突き止めることが目的である。本研究で我々が独自に開発している高速撮像システムにおいて、電子回路を高集積化するとともにセンサを大型化して観測性能を向上する。FRB起源のモデルの1つである一方でその放射機構が未解明の、中性子星パルサー天体の巨大電波パルス現象を多波長高速測光から理解を深め、FRBモデルを検証する。