次世代CMB実験のための偏光変調器の高精度較正法の開発

• 研究課題/領域番号: 23K25898
• 補助金の研究課題番号: 23H01202 (2023)
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金 (2024); 補助金 (2023)
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
• 研究機関: 公立諏訪東京理科大学 (2024); 岡山大学 (2023)
• 研究代表者: 櫻井 雄基 公立諏訪東京理科大学, 工学部, 准教授 (50780847)
• 研究期間 (年度): 2023-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円); 2023年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
• キーワード: 宇宙マイクロ波背景放射 / 宇宙のインフレーション / 偏光変調器 / 極低温 / 電波 / インフレーション / 原始重力波 / 半波長板

研究開始時の研究の概要

本研究では、宇宙の創生という根源的な問いに迫るべく、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)偏光観測による宇宙のインフ レーション探索の超高感度化を行う。このため、特に重要な観測機器である偏光変調器の較正による系統誤差の削減を実施する。特に、主要要因となる「擬偏光」「回転角誤差」に対して、独自構築する低温光学測定装置を用いた実測による較正を行い、次世代CMB実験に適応することで、超高感度化を実現する。